PCやスマホ、携帯を音声に変換して操作する機能・ソフトのことを画面読み上げ機能・ソフト(スクリーンリーダー)といいます。
ここではまず、みなさんに無料で使えるものをご紹介します。
設定 → 一般 → アクセシビリティ → VoiceOverで設定します。
画面を触ったところを読み上げるようになります。
タップして決定したい場合はダブルタップします。
「(OS名)ユーザーガイド」と検索をかけて各OSの説明ガイドを入手することも可能です。
VoiceOverの解説もあります。
文字入力に難がありますが、トラックパッドを使えるところは便利です。サイト閲覧などはWindowsより楽です。
VoiceOverを起動せずとも、文字選択してオプション+escを押すことで、読み上げの開始と停止ができます。
TalkBackというスクリーンリーダーがほとんどのAndroidにプリインストールされています。
ただ他のスクリーンリーダーに比べ、読み上げに対応しない所が多く、重症の人には推奨できません。
設定 → ユーザー補助 → talk Backのところでonにします。
以下のURLに「スタートガイド」があります。
Android Accessibility ヘルプセンター
TalkBackが搭載されていないAndroidを利用している方は、インストールして、「スタートガイド」を参考にして利用してください。
また、Shineplusというアプリもあります。こちらの方がTalkBackより挙動が安定してるように感じます。
無料スクリーンリーダーNVDAがお勧めです。以下よりダウンロードしてください。
NVDA日本語版 ダウンロードと説明
文字入力する際の読み上げ確認は、Macより良いです。
音声の質は悪いですが、別途有料(1万2千円程から)で高音質な声をインストールして使うこともできます。
コントロール+オルト+Nで起動し、無変換+Qで終了します。
メニューはNVDAキー+N。
回答:
ここで紹介した全てのスクリーンリーダーが、指やマウスポインタで触ったところを読み上げさせることができます。なので少しは目を使える方なら簡単に取り入れることができます。
回答:
はい、使えます。全ての操作が晴眼者と同等にできるわけではありませんが文字入力、ファイル移動なども可能です。
回答:
行や単語、1文字ごとに移動することも可能です。これができるためにかえって朗読データを聴くより理解しやすい部分もあります。
回答:
打てます。例えば「眼球」なら「そうがんきょうのがん、ちきゅうのきゅう」と読み上げます。目的の変換候補に来たら決定すればOKです。
回答:
あります。
ご購入を検討される場合は機器展示イベントや視覚障害者向けPC教室、ユーザー当事者から事前に相談してからをおすすめします。